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Redmi Pad SE 8.7 開封レビュー|触れて分かった想像以上の出来

こんにちは、あざらしです!
今回は、ずっと気になっていたRedmi Pad SE 8.7の開封レビューをお届けします。

最近タブレットって「10インチが主流」になってきてますよね。でも私はずっと思ってたんです。
「8インチくらいの、ちょうどいいタブレットが欲しい」と。
持ち歩けるのに、スマホよりはちゃんと画面の広さがある。そんなサイズ感

だけど、いざ探してみると意外とない
8インチのタブレットって、「安いけど性能が低め」か、「やたら高くて6万円近い」かの二択。
「中間のちょうどいいやつ」がないんですよ。
10インチの方が人気だから、メーカー的にも開発コストを集中させちゃうのはわかるけど……。

そんななかで登場したのが、このRedmi Pad SE 8.7。スマホメーカー大手Xiaomiのタブレットです。
価格はなんと税込16,980円。

しかも、「メモリ拡張機能」までしっかり搭載。
「これは、1万円台タブレットの限界を超えてくるのでは?」という期待を込めて、ポチりました。

1.思ってたよりもコンパクト。でも、画面は広い。

届いた箱を開けた瞬間、まず思ったのは、
「思ってたよりもコンパクト」

でも、ただ小さいだけじゃなくて、画面占有率が高い
つまり、ベゼル(画面のふち)が細いから、見た目よりも表示領域が広いんです。

私はこれまで、dtab D-01J(HUAWEI MediaPad M3)を長く使ってきたんですが、
あれと比べても縦の長さが明らかに短い。
でも、画面は同じかそれ以上に感じる。
コンパクトさと見やすさが同居してる、不思議なサイズ感でした。

2.箱のデザインと内容物をチェック

まずは箱の写真から。

シンプルなホワイト基調の箱に、Redmi Pad SE 8.7のロゴ。
Xiaomiらしく、派手さよりも清潔感と統一感のあるデザインです。
箱の厚みはやや薄めで、開ける瞬間の「スッ」という軽さが気持ちいい。

内容物はシンプル構成。

内容物

  • Redmi Pad SE 8.7 本体
  • 10W充電アダプタ
  • USB-C充電ケーブル
  • クイックスタートガイド(多言語対応)
  • SIMピン

最近は充電器が同梱されないモデルも増えている中で、ACアダプタが入っているのは地味に嬉しいポイント
さすが、Xiaomiといったところですね!

3.本体デザインをぐるっと一周

【上側】

Redmi Pad SE 8.7 上部 スピーカーとマイク端子の写真

上側にはスピーカーマイク穴が配置されています。
実際に手に取ってみると、穴の配置精度がかなりきれいで、見た目にも上質です。

【下側】

Redmi Pad SE 8.7 下部 USB-Cポートとイヤホンジャックの写真

下側にはUSB-Cポートイヤホンジャック、そしてもう1基のスピーカー
最近イヤホンジャックを省く機種も多い中、有線イヤホン派には嬉しい構成
充電しながら音楽を聴けるのは今では貴重です。

【左側面】

Redmi Pad SE 8.7 左側 SDカードスロットと金属フレームの写真

左側面はかなりすっきり。
SIMスロット(microSD共用)があり、最大2TBのmicroSDに対応しています。
角のエッジ処理が丁寧で、触れたときに“安っぽさ”を感じないのが好印象

【右側面】

Redmi Pad SE 8.7 右側 電源ボタンと音量ボタンの写真

右側には電源ボタン音量ボタンが並びます。
押し心地は重すぎずも、カチッとした確実なクリック感
この位置関係は横向きでも縦向きでも押しやすく、動画視聴時の快適さに直結しています。

全体的に見ても、375gとは思えない剛性感スピーカーの配置バランスの良さが際立ちます。
どの角度から見てもスキがなく、仕上げ精度の高さにちょっと感動しました。
こうして見ると、「安い=雑な作り」というイメージを完全に覆してくれる仕上がりです。

4.375gなのに、軽く感じる不思議なデザインと質感

背面の模様アップ

背面はマットな金属仕上げ。ただ、デザインに関しては少し特徴的。

背面に細い溝のようなラインが入っていて、ツルッとしたアルミではなく少し「構造的」な見た目。
色味自体はかなり上品で、どんな場所でも浮かない落ち着いた印象

それと、重さのバランスが絶妙
公称値では約375gあるはずなんですが、持ってみると「え? そんなにある?」と感じるくらい軽い。
手にずっしり来る感じが少ないんです。
長時間手で持てば当然疲れますが、通勤カバンや小型リュックに入れても存在感が控えめ。
「これは持ち歩きたくなるやつだな」と思いました。

5.粗さはあるけど、実用的で十分見やすい画面

横画面

まず一言で言うなら、「必要十分」

確かに、めっちゃ目を近づけると「最近のタブレットよりは粗いな」と感じます。
ただ、実際の使用距離(30cm前後)では全然気になりません。
YouTubeやKindle、ブラウジングなど、日常用途なら不満はないです。

輝度も十分で、屋内なら明るすぎるくらい。
色味もクセがなく、派手すぎず地味すぎず。
もし老眼気味の方が使うなら、少しフォントを大きくしておくとより快適に見えると思います。

6.Redmi Pad SE 8.7のスピーカーと音質

音に関しては、正直期待してなかったんです。
でも、これが意外にも普通にいい

ステレオスピーカーで、音の広がりもしっかりあります。
もちろん、オーディオマニアの方が聴けば「高音が〜」「低音が〜」と感じるかもしれませんが、
少なくともこの価格帯ではトップクラスだと思う。

NetflixやYouTubeを見ていても、音が中央で鳴ってる感じではなく、
ちゃんと左右に広がってくれる。
「手のひらサイズの映画館」としてかなりちょうどいい。

この子、意外にやるときはやる。

7.思ってたよりサクサク。メモリ拡張もできちゃう!

電源を入れて最初に感じたのは、「動作が思ってたより速い」
MIUIもちゃんと動いて、初期設定もスムーズ。

そして、設定をいじっていて気づいたんです。

「あれ、メモリ拡張機能ついてるじゃん!?」

これはかなり嬉しい誤算。
Redmi Pad SE 8.7は、もともと4GB RAMモデルなんですが、
なんと最大8GBまで拡張できる設定項目がある。

まだこの段階では詳しい体感までは分からないけど、
「1万円台のタブレットにまでメモリ拡張が来たか…!」と軽くテンションが上がりました。
このあたりの“痒いところに手が届く感”が、Xiaomiの強さだと思います。

8.初期設定後のストレージ容量をチェック!

Redmi Pad SE 8.7の初期設定直後のストレージ容量画面。64GBモデルで残り36GBが利用可能。

開封後、初期設定を済ませた段階でのストレージ使用量を確認してみました。
私が購入したのは64GBモデルですが、実際に空き容量を見てみると、

使用済み:28.0GB / 利用可能:36.0GBになっていました。

意外とシステムファイルプリインストールアプリ結構食われていました。
内訳を見ると、システムファイルだけで約12.5GB、
さらに「システム」項目が約9.5GBほど。
合計すると、実質的に使えるのは30GBちょっとといった印象です。

とはいえ、普段使いならアプリ+電子書籍+多少の動画保存くらいは余裕。
ただし、写真や動画を多く撮る予定がある人は、
最初からmicroSDカード(最大2TB対応)を挿しておくと安心です。

9.まさに、絶妙なベストなサイズ感と持ちやすさ

私は男女平均くらいの手のサイズなんですが、片手でしっかりホールド可能
ギリギリ指が回りきる感じで、無理せず安定して持てます。

ただし、「手が小さい」と言われるタイプの人だと、
親指が届かずちょっと不安定かもしれません。
でも、そのぶん画面の大きさはしっかり感じられるので、
読書・動画など、どれに使っても「ちょうどいい」サイズです。

8.7インチって数字だけ聞くと中途半端に思えるけど、
実際に持ってみると絶妙なラインに落ち着いているのが分かります。

10.Redmi Pad SE 8.7のファーストインプレッション

最後に、一日触ってみた感想をまとめると、「1万円台なのに、思ってたよりもずっと動く。」

私はこれまで、3万円近くしたdtab D-01J(HUAWEI MediaPad M3相当)を使っていました。
でも、今回のRedmi Pad SE 8.7のファーストインプレッションは、そのときの感動とは桁違いです。

アプリの切り替えもスムーズだし、
タッチ反応も遅延が少なく、
ブラウジングや動画視聴は完全にストレスフリー

これが16,980円?
「1万円タブレットでもここまで動く時代になったんだな」と、正直驚かされました

11.Redmi Pad SE 8.7は「名もなき名機」かもしれない

開封して、設定して、少し触っただけなのに、
このタブレットには「値段以上の満足感」があるように感じました。

もちろん、画質は最新ハイエンドほどではないし、
背面デザインの好みは分かれると思います。
でも、質感・軽さ・動作の安定感・スピーカー・メモリ拡張まで...
どれも価格を考えると驚くほどの完成度。

この数年で、Androidタブレットの底上げは確実に進んでいます。
Redmi Pad SE 8.7はその象徴みたいな存在。

「安いタブレット=妥協の塊」だった時代は、もう終わりかもしれません。

一度使いこんでみて、実際の使用感レビュー(ブラウジング・動画・ゲーム・ノートアプリの挙動など)を次回以降にお届けします。
Redmi Pad SE 8.7は本当に「名機」なのか。しっかり検証していきます。

スマホレビューもしています!こちらから是非ご覧ください!

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